ジェネリック医薬品を使ってみましょう。
長期間にわたって薬で治療する場合、ジェネリックと呼ばれる薬を使うと薬代が安くすみます。
ジェネリック医薬品とは医師から処方される薬のなかで、新薬(先発医薬品)の特許期間の終了後、製薬会社が厚生労働省に承認申請し、製造・販売が認められた薬をいいます。
ジェネリック医薬品は新薬に比べて開発費が安くすむため、薬によっては半額くらいになるものもあります。
効果は新薬と同じで、品質・安全性は国によって厳しくチェックされています。
※ご注意
- 薬の有効性は同じであっても、成分が違うので、人によっては効き目に差が出たり、副作用が出たりする場合があります。
- すべての薬にジェネリック医薬品があるとは限りません。
薬の種類や処方など詳しいことについては、医師や薬剤師にご相談ください。
ジェネリック医薬品を希望するには
健保ニュースレター(2019年3月号)と一緒にジェネリック医薬品案内パンフレットと希望シールを配布しました。希望シールは健康保険証、お薬手帳に貼ってご利用下さい。
薬局では処方箋を提出する際に「ジェネリックをお願いします」と伝えましょう。
どれくらい薬代が違うの?
新薬の約2〜7割程度の価格です。ジェネリック医薬品を選択すれば薬代が大幅に節約できます。特に高血圧、脂質異常症、糖尿病などの慢性疾患の方におすすめです。
高血圧症、脂質異常症の治療中の加入者(被保険者、被扶養者)で先発薬を使用されている方へジェネリック医薬品に変更した場合の薬代差額通知をご自宅へ送付します。
■差額通知イメージ
ジェネリック医薬品に関してもっと詳しくお知りになりたい方は
★日本ジェネリック医薬品学会のホームページ『かんじゃさんの薬箱』
http://www.generic.gr.jp/
★厚生労働省ホームページ『後発医薬品の使用促進について』
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/index.html